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京都・石清水八幡宮をぶらり旅-5(大祓の解説が丁寧で感動!)

京都・石清水八幡宮をぶらり旅-4 のつづきです。
 
 
ご本殿や境内社をお参りさせていただき、社務所でニヤニヤ(ニコニコ)していたら、霧のような雨が降ってきました。 雨の一粒一粒がキラキラしてきれいだったのでパチリ。 あ、でも、写ってませんね・・・残念。

まさか雨が降るとは思わず、カサを持ってきていませんでした。 でも考えてみると、大祓の日はよく雨が降るのです。 そして、不思議なことに大祓が終わると、雨が止んで晴れ間がのぞくことが多いので「あぁ、祓ってくださったんだなぁ」といつも感じるのです。
 
 
昨年は、天皇陛下の即位礼正殿の儀の際に、大雨が止んで虹が出ましたが、神事の日のお天気って不思議ですね。 天皇陛下は日本の神主様でもありますから、神様から祝福されて当然なのかもしれません。
 
 
さて、「大祓」ですが、神事のため、今回は写真を遠慮させていただきました。 こちらのブログでご紹介した場所・南総門前で神事は行われました。
 
 

まず、大祓ですが、神社によっては無料で参加できることが多いのですが、石清水八幡宮では「500円」の初穂料を納めますと、人の形をした「形代(かたしろ)1体」(※写真下)をくださいます。 それを持って神事に参加します。 (後日、自宅に<疫神斎・えきじんさい>という黄色いとっても強そうな御札※写真下 を送ってくださいます! その時のお話は⇒コチラ
 

この形代をいただくのに少し時間がかかりますので、次回参加される方は、早めにお出かけください。手水舎近くの参道に窓口が設けられます。 
 
 
参列者は参道にズラリと並び、神職の方を待ちます。 今までいろいろな神社で大祓に参加させていただきましたが、石清水八幡宮の大祓は神職の方の解説と誘導がとても細かくてわかりやすく、すばらしかったです。 予備知識がなくても安心です。 
 
 
多くの神社では、神事の際に 「あれ、何してるの?」という囁き声がボソボソと聞こえてくるものです。 毎回思わず知っている範囲で説明しそうになるのですが、石清水八幡宮の場合は、疑問が浮かぶ前にほとんど説明してくださるので、全員が神事の意味を理解できる満足感の高いものでした。 さすが三大八幡宮! 後世に伝えていく意識が高いんですね。感動しました。
 
 
さて、話をもどします。 大祓では、白い形代(かたしろ)で自分の身体を左・右・左となでたり、息を吹きかけて、自分の中の罪・ケガレを移します。 詳しくは「形代の作法」をご覧ください。
 
 
最後に、参列者の形代はすべて集められて、清められます。 これでスッキリと新しい年が迎えられるのです。  大掃除で物理的にきれいになったあとは、ぜひこの神事にご参加ください。 見えない部分をきれいにしていただけますよー。 
 
 
半年に一度、全国の大きな神社で行われますので、次回は6月30日です。神社によって時刻が違いますので、事前にチェックしておいてくださいね。
 
 
さて、お参りは無事終了しました。 おなかも減ってきたので、次回は美味しい名物のお話です。どうぞお楽しみに。
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 京都・石清水八幡宮をぶらり旅-6(走井餅)
 
 
 
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