久しぶりの住吉大社~神様もミソギハラエをする
ひさしぶりに大阪の 住吉大社 へ行ってまいりました。
こちらは摂津国一の宮であり、全国の「住吉神社」の総本社です。
摂津にお住まいの方や、産土神社や自宅の鎮守神社が「住吉神社」の方はとくにお参りいただきたい神社です。
▼ 住吉大社公式Youtube
さて、私も写真でご紹介していきます。
大阪なんばで南海本線に乗り換え、南下しました。
境内の手前は路面電車が走っています
こんな感じ。レトロでいいですね。
この辺りに来ると、なんとなくノスタルジックな気持ちになります。
子どもの頃、私の家の前も路面電車が走っていたからかなー? なつかしいです。
前の黒いスーツの方が、鳥居前の左右の狛犬様にもご挨拶されていました。ステキ。
住吉大神は「海の神・ミソギの神」
古事記の中に、イザナギ様が黄泉(よみ)の国から逃げ帰る有名なお話がありますよね。 黄泉の国で穢れ(けがれ)てしまった体を清めるために海(川)でミソギハラエをするシーンです。
「まんがで読む古事記1」より
この時に住吉大神である底筒男命・中筒男命・表筒男命など、たくさんの神々が生まれました。
水の底にザブン!と入った時に生まれたのが「底筒男命」、中ほどで生まれたのが「中筒男命」、表面で生まれたのが「表筒男命」です。
( ※ 有名なアマテラス様、スサノオ様、ツキヨミ様はその直後に生まれます。)
神様も失敗して立ち上がる
「決して見ないでください。」と言われると気になって見てしまう。それが人間ですよね。
神様であるイザナギ様も黄泉の国で、亡くなった妻イザナミ様に「絶対に見ないでください。」と言われていたのに、しびれを切らして中を覗いてしまい、変わり果てた妻の姿を見てしまったのです。 約束を破られて怒ったイザナミ様は醜女(しこめ)たちにイザナギ様を追わせ仲違いしてしまいました。
でも、こういう失敗のおかげで結果的に素晴らしいことが起こりました。
黄泉の国のケガレを祓うことで尊い神々がたくさん生まれたのです。
人間も生きているだけで毎日垢ができてしまうもの。 心のモヤモヤもそうです。
それをそのまま放置せず、毎日毎日きれいにしていくことで、素晴らしいものが生み出せる、そういうことが古事記には書いてあるんですね。
「大祓」解説シリーズ:まとめ
1) 誰でも生まれ変われる・年に2度の「大祓(おおはらえ)」とは?
2)「祓い」の由来は日本の神話から
3) 祓い・罪・穢れ(ケガレ)とは?
4)「夏越の大祓」とは?(全体の流れについて)
5)「夏越の大祓」とは?(形代の作法について)
6)「夏越の大祓」とは?(茅の輪のくぐり方)
7)「夏越の大祓」当日に参加できない場合
8)「大祓」解説シリーズ:まとめ
9)「茅の輪」は、引き抜いちゃダメなの。
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