大嘗祭(だいじょうさい)とは、即位して初めての大規模な新嘗祭(にいなめさい)のこと
『「大嘗祭」前に押さえると、幸せになる♪天皇陛下のお気持ち』 のつづきです。
いよいよ、2019年11月14日18時半から15日未明にかけ、皇居の東御苑に設けられた大嘗宮(だいじょうきゅう)で、令和の大嘗祭(だいじょうさい)(大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ))が行われます。
一代に一度きりの「大嘗祭」
大嘗祭というのは、天皇が即位して初めての新嘗祭(にいなめさい)のことで、新しくお社(大嘗宮)を建てて、盛大に行われる天皇一代に一度きりの大規模なものです。なかなか見られるものではありません。
18時半からは悠紀殿(ゆきでん)で、深夜0時半からは主基殿(すきでん)でそれぞれ3時間ほどかけて行われます。中の様子は私たちにはわかりませんが、とても歴史のある神聖な儀式だそうです。
毎年行われる新嘗祭(にいなめさい)
毎年11月23日に行われる新嘗祭というのも、天皇の1年の祭祀の中で最も重要と言っても差し支えない大切なお祀りです。 天皇陛下がお一人で、皇居の宮中三殿で天照大御神と神々に新穀を供えて拝礼され、国と国民の安寧、五穀豊穣を祈られます。その後、自らも新穀をお召し上がりになります。
寒い中、長時間正座をしたままの神事となりますので、昭和天皇や平成天皇も、11月が近づくと正座の練習をされていたそうです。美智子上皇后さまは、妃殿下時代にイラストのような御歌を詠まれています。
<参照>天皇論:小林よしのり著
明日から寒くなるようですから、体力的にも大変な神事となると思います。 災害が続いている今、私たちも安寧を祈り、感謝して過ごしたいですね。
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