災害から学ぶシンプルな暮らし~鴨長明の「方丈庵」
こちらの続きです。
世界遺産・下鴨神社の境内には、女性を守る神様がいらっしゃいます。
降り注ぐ光が美しい河合神社
神様のお名前は「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」といいまして、日本の初代天皇・神武天皇のお母様です。美麗の神様として祀られています。
絵馬が手鏡の形になっていて、そこに自分のメイク道具などを使って顔を描き、願いを描き入れるそうです。
災害から学ぶシンプルな暮らし~方丈庵
さて、この河合神社の境内に、教科書でおなじみの鴨長明の「方丈庵」が再現されています。 鴨長明は、河合神社の祢宜(神官)の子どもでした。
その頃は、今から約800年前、源平の戦い、京都の大火事、地震、飢饉、とたくさんの災難に見舞われる激動の時代でした。 ちょっと今の時代背景にも似ていますね。
鴨長明は、子どもの頃はいい暮らしをしていたようですが、母親、父親が亡くなり、そして次々と起こる災難に嫌気がさして、人生に無常を感じるようになります。 そして、最小限のモノだけをもって、田舎に引っ込み暮らすようになりました。 その家を再現したのが、河合神社の方丈庵です。 究極のミニマリストですね。 モノはなくても、心は豊かな暮らしだったようです。
養老孟司さんの一番好きな古典が「方丈記」。
「 方丈記だけ読んだら日本がわかる。」と仰っています。
小さなおうち。
ほっとするので私も好きです。
よく使う居心地のいいものだけ厳選して、家を整えたいですね。
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