石上神宮(1)邪気を祓う刀の神様
奈良の石上神宮(いそのかみじんぐう)へ行ってまいりました。
こちらは、日本最古の神社の一つ。アニメなどでもよく登場する、とても印象的な形の刀・国宝「七支刀」でも有名な神社です。
「語り継ぐココロとコトバ 大古事記展」より
どんな神様がいらっしゃるの?
では、どんな神様がいらっしゃるのでしょうか?
これもまたユニークなのですが、「人」が神様ではなく、刀が神様なんです。 古事記などの神話に出てくる3つの刀を神格化して、お祀りされているんですよ。
※ 青字のお名前のところをクリックすると、神話が見られます。↓
1) タケミカヅチノカミ (下図左)が持っていた
神剣「フツノミタマ」を称えた「布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)」
国譲りを交渉中!の図
2) ニギハヤヒノミコト が天津神から授けられた
十種の神宝(とくさのかんだから)を称えた「布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)」
3) タケハヤスサノオノミコト が 「八岐大蛇(やまたのおろち)」 を退治した
天十握剣(あめのとつかのつるぎ)を称えた「布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)」
※注:この時、退治した八岐大蛇の体の中から出てきた刀(上図左)は、のちに「三種の神器」の「草薙剣」となりました。上図右の退治している刀が、この神社に祭られている神様です。
本当に刀にゆかりのある神社なんですよね。 神話を注意深く読んでいくと、刀がよく登場するのがわかると思います。 刀は 邪気を祓う霊力があるので、神社ではとても大切にされています。 石上神宮では「刀」をモチーフにしたお守りもありますので、後ほどご紹介したいと思います。
▼あなたを守る神社を
生年月日からお調べする
「産土神社リサーチ」鑑定は
Office Tamanegi(オフィスたまねぎ)へ
▼ お客様の声