石上神宮(4)発掘調査で、本当に刀が発見される
こちらのつづきです。
国宝・絵になる楼門
楼門まで戻ってきました。 石上神宮の楼門は、とても美しくて、どの角度から見ても絵になります。さすが 国宝 だけあります。
高い所からも見たりして。
( この楼門の向かいの高い所には、すてきな摂社がたくさんありますので、そちらもお参りください。)
では、いよいよ中へ入っていきましょう。
こちらは、楼門の中から外を見た景色。
え?楼門ばっかり、しつこいですか? すみません。
振り返ると美しかったので、つい写してしまいました。
国宝!現存する最古の拝殿
中に入ると、正面に、立派な 拝殿 があります。
これは現存する 最古の拝殿 で、こちらも 国宝に指定 されています。
鎌倉時代に、 白河天皇 が、石上神宮の 鎮魂祭 のために、 宮中の「神嘉殿(しんかでん)※」 を寄贈してこの拝殿にしたそうです。 これはかなりの特別待遇といえますよね。 深く信仰されていたんでしょうね。
※神嘉殿というのは、カンタンに言うと、国中の神様をお祀りするところのことです。現在の東京の皇居の中にもありますよ。
発掘すると、本当に刀があった
この拝殿の向こう側が有名な禁足地 となっていて、ご神域となります。 もともとご本殿はなく、禁足地に主祭神が埋祀されていると言われていました。
明治に入って発掘調査をしたところ、刀が発見されたので、これを布都御魂として、本殿を再建してお祀りされるようになりました。
『古事記』にも「この刀は石上神宮に坐(ま)す=ご鎮座されている」と書かれているのは本当だったのです。
<参考>神話はこちら
次回は、石上神宮のユニークなお守りなどをご紹介したいと思います。
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