暦(こよみ)をバカにしていた私。
今日は、暦(こよみ)のお話をしたいと思います。 むかし、私が結婚準備中に、母親が「暦(こよみ)」を出してきて、いろいろと調べ始めました。 日取りがどう、引っ越しの方角がどうという話でした。若かった私は、否定されている気分になり、不機嫌になりました。
月日が流れ、いろんなことを経験した今、
手のひらを返したように「こよみってスゲー!」と思っている自分がいます。 若い頃は自分が何でもできると思っていて、こよみをバカにしていましたが(すみません)、今は、人間がどうすることもできない大きなもの( 宇宙なのか、神様なのか、巨大な流れなのかわかりませんが )が確かに存在していて、人はそれの影響をある程度受けていると痛感しています。
その大きな流れを経験と照らし合わせ研究して作られたのが「暦(こよみ)」です。 先人の知恵ってスゲー!です。 諸先輩方に感謝です。 長年のデータから、私たちに日々を生き抜く知恵を「事前に」教えてくれます。 こよみを意識し始めると、ちょっと準備ができるんですよね。 そう、それは、暗闇を照らす「灯り」があるような感じ。 向こうが少し見えるので、危険を回避できたり、備えることができます。 それが心の余裕につながり、ある程度、失敗を防ぐこともできます。
とはいえ、何もかも暦にしばられて、準備し過ぎるのもどうかと思いますので、私はゆる~く生活に取り入れるようにしています。 大きな流れだけでも知っておけば、必要な失敗は経験できるだろうし、不要な失敗は避けられるでしょう。
次回は、暦に登場する「土用(どよう)」についてご紹介いたします。 「土用」は「ここ、テストに出ます!」と言いたいくらい重要です。どうぞお楽しみに~。