「これからの暮らし方」を考えるー1
2日間、ひさしぶりに実家へ帰っていました。
いくつになっても「いいこと」は人を元気にする
以前は、父を見て、年老いたなー、もしかするとそろそろだろうか・・・・と思っていましたが、今回、なぜかめちゃくちゃ復活していて、昔のように、とても元気になっていました。 どうやらいいことがあったようです。 80歳を超えても、楽しいことがあると、こんなに元気になるんですねぇ、ちょっと勉強になりました。
その反面、衰えが加速していたのは母の方です。驚きました。 まめに動く人なので、じっとすることはないのですが、活力がなくなって、動きもスローになった感じ。
母はむかしから働きづめで、のんびりしている姿を見たことがありません。 数年前、田舎に引っ越して、これからは悠々自適かと思いきや、もともとの性格から、のんびりすることはできず、絶えず家事をしています。
ここまで聞くと、さぞかし整った家に住んでいるのだろう、と思われたかもしれませんが、実は、母の苦手なことは整理整頓! 家の中はとっ散らかっているんです~~(笑)
なぜこんなに散らかるのか、ずーーーっと考えていましたが、どうやら分類分けができないようです。 合わせて、戦前生まれですから もったいない精神 がすごい。 とにかく捨てさせてくれません。
家事をするためだけに生まれてきたの?
捨てる・捨てない で、いつも少し言い争いになりがちでしたが、今回は、優しく話をしてみました。
私「 お母さん、家事をするためだけに生まれてきたの?」
母「 私も、これじゃ、いったい何のために生まれてきたのか、って思う。」
よし、それに気づいてるなら、話が早い、ってことで、
「 申し訳ないけど、これから若くなることはないよ。 私もだけど、人生の残り時間はどれくらいあるかわからない。
これじゃ、モノが多すぎて、スペースも奪われているし、その管理でお母さんの人生が振り回されてる。 絵を描いたり、やりたいことがあったでしょ。 残りの人生、もうちょっと快適に、ラクに生きてみない?」
そう言うと、「そうやね・・・。」と、気持ちが切り替わったみたいで、突然、サクサクとモノを捨て始めました。 これにはビックリしました!
一つ捨てるたびに、「すごい!」 とほめて、 また一つ捨てると「 いよっ!日本一!」とほめる(笑)
母も笑い始めました。
私が幼い頃の母の印象は「いつも怒っているこわい人」で、とにかく近づきたくありませんでしたが、 この年になって冷静に観察してみると、マジメ過ぎて、あれもこれもしなければいけないと思い込み、キャパオーバーで常に余裕がなかったんだと思います。
そこには刷り込みや観念など、いろいろありそうです。 風の時代にスルリと乗れるよう、これをもっと解いていこう!と思いました。 皆様の暮らしのヒントになりましたら、うれしいです。
次回に続きます。
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