7)「夏越の大祓」当日に参加できない場合
「夏越の大祓」~茅の輪のくぐり方 のつづきです。
6/30の「夏越の大祓」当日に参加できない場合、どうしたらいいのでしょうか?
◆前日までに参拝できる場合
6月末が近づいてくると、神社に茅の輪が設置されます。 「左・右・左」と8の字を描くように3回くぐりましょう。「茅の輪のくぐり方」を参考にして下さい。
また、社務所前に「形代(かたしろ)(人形<ひとがた>ともいいます。※写真)」が置かれている神社もありますので、下記の作法を行った後、初穂料(神社によって違います)とともに納めます。
◆当日までに参拝できない場合
早めに神社に問い合わせると「形代(かたしろ)」を郵送していただける場合があります。初穂料(神社によって違います)は振り込みなどで納め、形代は下記の作法を行った後、郵送します。
◆形代(かたしろ)の作法
形代に「氏名・生年月日」を記入し、自分についた罪・穢れ(ケガレ)を移すように全身をなでます。また、身体の悪いところもなでて移しておきましょう。最後に、身体の中にあるマイナスエネルギーを移すように、息を3回吹きかけます。
車やバイクの形代がある神社では、「車両番号」「所有者名(または運転者名)」を記入し、車・バイクの四方をなでて、罪穢れを移します。これらの形代を「夏越の大祓」前日までに神社に届ければ、当日祓っていただけます。
さぁこれで、身も心もスッキリです。 ジメジメした季節ですが、残りの半年をさわやかに迎えるためにも、とてもいい機会だと思います。皆様もぜひ今年から「大祓」にご参加くださいね。
「大祓」解説シリーズ:まとめ
1) 誰でも生まれ変われる・年に2度の「大祓(おおはらえ)」とは?
2)「祓い」の由来は日本の神話から
3) 祓い・罪・穢れ(ケガレ)とは?
4)「夏越の大祓」とは?(全体の流れについて)
5)「夏越の大祓」とは?(形代の作法について)
6)「夏越の大祓」とは?(茅の輪のくぐり方)
7)「夏越の大祓」当日に参加できない場合
8)「大祓」解説シリーズ:まとめ
9)「茅の輪」は、引き抜いちゃダメなの。
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