橿原神宮の「夏越の大祓」に参加してきました
7月1日。 今日から下半期スタートです。
きのうは令和はじめての「夏越の大祓」ということで、日本のはじまりの神社である 橿原神宮 にお参りさせていただきました。 きのうの大阪は、G20の交通規制がまだ残っているところも多く、車で行くのにずいぶん苦労をしました。バケツをひっくり返したような雨にも耐え(笑)、なんとか時間に間に合いました。
こちらは明治時代にできた歴史的にはまだ浅い神社ですが、万葉集に出てくる大和三山のひとつ「畝傍山(うねびやま)」のすぐそばにありまして、ス~っと祓われるような、とても清々しい気持ちになる素晴らしい神社です。
▼ ご祭神:初代天皇「神武天皇」。 「まんがで読む古事記3」 より。
橿原神宮の参道や境内の豊富な玉砂利には、驚かされます。豪華です。 歩くとザっザっと音がして私たちを祓ってくださるんですよ。 もちろん中も美しい玉砂利が敷き詰められています。 玉砂利は音で祓うだけでなく、境内を美しく保つ役目も果たしています。 土がむき出しでは雨で汚れやすいので、玉砂利で排水をうながすのです。
さて「夏越の大祓」ですが、雨の影響で場所を南神門前から神宮会館へうつして行われました。
橿原神宮では茅の輪くぐりはしないようですが、全員で「大祓詞」を唱え、形代(かたしろ)に穢れ(けがれ)をうつし、切麻(きりぬさ)を自分自身に撒いて穢れを祓いました。
多くの神社では、宮司様の簡単な挨拶で終わる大祓が多いのですが、橿原神宮の宮司さまは、ゆっくりと時間を取って、わかりやすくお話をして下さいました。さすが国を代表するような神社だなぁと思います。 要約すると、みんなで120% の力を出して、助け合って調和して暮らしていきましょう、というお話でした。
さいごに、参列者から回収された形代は、こうして運ばれて、海や川に流され自然にかえっていきます。
出口では記念品やお神酒をいただけます。ドライバーではなかったので私もお神酒をいただきました。「お車の方は駐車料金が無料になります、駐車券をこちらへどうぞ♪ 」と声をかけていただきました。 いやん、ステキ♪ ありがとうございます。
みなさまの地方の「夏越の大祓」はいかがでしたでしょうか? 名古屋の熱田神宮も今年は大雨で、終わったら晴れて虹が出たそうですね。「祓った~~!」という感じでスッキリしますね。 さぁ、今日からの下半期もがんばっていきましょう♪
◆「大祓」解説シリーズ:まとめ
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