人は何かが「完成」したときに亡くなる?
ご縁がありまして、ただいまニューヨークのヒーラー・ 小林健さん の書籍をいくつか読んでいます。 小林さんは 5回も 臨死体験 をして復活された方で、新潟の山奥で400年以上続く東洋医学の診療所という家系に生まれました。 なんと2歳から鍼を打ち始め、少しずつ家に伝わる 奥義 を身につけていったそうです。 現在は主にニューヨークで治療をつづけており、セレブからも絶大な人気を誇ってらっしゃるようです。
そんな小林さんのご著書に興味深いお話が出てきました。
人は「完成」したときに亡くなる
小林さんは、時々、 亡くなった方 から話しかけられることがあるそうです。
一般的に私たちは、「肉体が亡くなったときにあの世へいく」、という認識を持っていますが、 実際には「肉体の死」と「魂の昇天」とにギャップがあるケースもあるそうです。
電車に飛び込んで亡くなった方がやってきた時、「えらいことしましたねぇ。」と言うと、ご本人は電車に飛び込んだことを知らなかったようで、「ええっ?私が電車に飛び込んだ? わからない。 私は その3日前に死んでいた から。」と言ったそうです。( 注:全員がそうだというわけではないと思います)
これは、 魂(中身)はすでに死んでいる けれども、 余韻 で肉体が動いていて、 肉体の決着のつけ方 を探している、というのです。 たまたま電車が来たから飛び込んだし、死ねる薬があれば飲むし、環境次第で飛び降りたり、首をつったり、銃を自分に向けたり。 決着したい一心で動くので、 本人の意識が覚えていない 、ということもあるそうです。 これには私もとても驚きました。
2014年、 俳優のロビン・ウィリアムズ さんが自殺された時も、小林さんがショックを受け落ち込んでいると、ロビンさんからメッセージが入りました。
「 私は自分の行ける 最高の状態に到達した と感じて、急速に すべてのものへの興味や感動がなくなっていく 気がしていました。(中略)なんでも最高レベルで行うことができ、多くの人からほめたたえられ、自分もその喜びにひたってはいました。 しかし、一人になると、まったくそれらに興味がなくなっているのがわかりました。
人々は、私がストレスやうつ、アルコール、病気などで悩みぬいたように伝えていますが、それらも、私にはまったく関係なくなっていました 私はこの 恵まれた人生を完結した ので、すべてをお返しして天に昇ります。 愛してくれてありがとう。」
(※もちろん自殺はいけないことです。こういうケースもあるよ、というお話です。)
アップルのスティーブ・ジョブズさんのときも同じだったそうです。
彼は、病気で亡くなりましたが、魂は、 自分の感性の完結 によって、すべての興味が失われていて、周囲にたたえられれば微笑み返してはいたものの、 自分の興味は薄れる一方 だったそうです。
残された人の考え方
今回、この本を読んで、亡くなった人を思う長い悲しみの時期を過ぎたら、その方の人生を肯定する方向へシフトするのがいいな、と改めて思いました。
どんな方にも人生の目標があって、それらが完結した時に亡くなる(周りの私たちにはわからないことかもしれません)。そういう考え方でいくと、少し気持ちが軽くなって、「おつかれさまでした。ゆっくり休んでくださいね。またいつか会いましょうね。」 と言える気がします。 そうすれば亡くなった方も、こちらも、そのつらい出来事を受け入れて、少し明るい気持ちで一歩ずつ進むことができます。
今回は、あくまで一つの考え方ですが、小林健さんのお話をご紹介いたしました。
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