奈良・春日大社巡り(5)人生の様々な難所をお守りくださる「若宮15社めぐり」
奈良・春日大社巡り(4)幻想的な燈籠 のつづきです。
つづいて、人生に訪れる様々な難所をお守りくださる「若宮15社めぐり」の一部をご紹介していきます。
ご本殿のある回廊エリアから南門を出てまっすぐ参道を歩くと、人が少なくなり気持ちがホっと落ち着いていきます。苔むした燈籠が並び、いい雰囲気です(写真↓がその参道です。左奥に見えるのが南門です。)。
写真がないのですが、必ずお参りしていただきたいのが、この参道にある「本宮神社遥拝所(ほんぐうじんじゃようはいじょ)」です。
「遥拝所」(ようはいじょ)というのは、「遥かに拝む」という言葉通り、神様がいらっしゃる場所に思いをはせて、参拝させていただくところです。 こちらの場合は、神様がいらっしゃる 御蓋山(みかさやま)に意識を飛ばしてご挨拶する場所で、とても重要です。ぜひお参りくださいね。
人生に起こる数々の苦難から守ってくださる「若宮15社めぐり」
つづいてご紹介するのが「夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)」です。 「若宮15社めぐり」をする場合、最初にこちらで受付を済ませます。(すべて巡った後は、またこちらでご挨拶をします)
15社めぐりでは、人生に待ち受ける様々な苦難から守ってくださる神々にご挨拶できます。 衣食住を守ってくださる神・子孫繁栄・知恵の神・金運・財運・延命長寿などなど。 皆さまが想像されるたいていの祈願内容が含まれているのではないでしょうか。 中には、次のような面白い神社もあります。
婦人病から守ってくださる赤乳白乳神社
「若宮15社めぐり」の「広瀬神社」と「葛城神社」の間に「赤乳(あかち)白乳(しらち)両遥拝所」 があります。 写真↓の鳥居の正面にあります。
こちらは、数キロ先にご鎮座される女性の病気から守ってくださる神社の遥拝所です。 下半身の病気は「赤乳神社」・上半身の病気は「白乳神社」 の神様が担当されています。 下の写真はむかしのものですが、このような絵馬もあるんですよ(現在は絵柄が変わっているようです)。もちろん、上半身用の絵馬もあります。
絵馬をご希望の方は、先ほどの夫婦大國社の授与所でお申し出ください。
気持ちが落ち着く「若宮神社」はパワースポット
若宮15社の中で、一番大きなお社です。ここは重要な神様がいらっしゃる場所で、お参りするととても心が落ち着きます。参拝者もそれほど多くはないので、ゆっくり過ごすことができます。
先日も、私一人の貸し切り状態。 「落ち着くわ~~~」としみじみ声を出してしまいました。 何も考えずにボーっと過ごすと、高波動のエネルギーをたくさん浴びて、たっぷりご神徳がいただけますよ。 感謝をするとさらに倍増です!
春日大社の摂社・末社は60社以上あって、どこにお参りするか迷うかもしれませんが、ピン!ときた感覚がとても大切です。(実は、あまり思考を使わない方が、たくさん受け取ることが出来ます。) 参道をゆっくり歩いて、気になったお社で手を合わせてみてくださいね。
以上、奈良の世界遺産・春日大社のご紹介でした。 春日の杜を歩きながら、気をつけてお帰り下さいね。
奈良・春日大社巡りレポ一覧
奈良・春日大社巡り(1)シカ様の洗礼を受ける
奈良・春日大社巡り(2)お参りのちょっとしたポイント
奈良・春日大社巡り(3)不思議な光は「歓迎」のサイン
奈良・春日大社巡り(4)幻想的な燈籠
奈良・春日大社巡り(5)人生の様々な難所をお守りくださる「若宮15社めぐり」
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