何かと調子が狂っちゃう「土用」。私の体験あれこれ。
ただいま「 土用 」の真っただ中 です。
「土用」はエネルギーが不安定なので、お天気もそうですが、みんながイライラしたり、機械系のトラブルが起きたり、予定が狂ったり、思い通りにいかないことがよくあります。昨日の私もそうでした。
待たされがちな「土用」。読書タイムにしてしまうのも手。
予想外の長蛇の列にイライラ
まず、法事で帰省するため、ATMに出かけました。 いつもそれほど混まないATMに長い列ができています。 「 あらま!イヤな予感。 でも、土用対策で早めに出たし、大丈夫、間に合う、間に合う。」 と思っていましたが、2つしかないATMの右側を、おじさまが長時間占領しています。 もはやATMは一つしかないに等しく、左側だけ何人も何人も人が入れ替わって動いていました。
私の一人前まできて、やっとおじさまの使用が終わったのですが、後ろの列には全く気付かず、ゆっくりゆっくり片付けていました。 まだ振込があるのかな、と思わせる素振りもあったのですが、結局何もなく( ないんか~い )、ゆっくり帰っていかれました。 鉄の心臓! みんなでイライラし、結局、わたしの出発も遅れてしまいました。 時間に余裕を持っていたのに、まだまだ甘かった。あぁ、土用ですね。
怒鳴るおばさま
次は、バスターミナルのトイレでのこと。 個室から出た瞬間、お掃除の方が大声で怒鳴りました。「 こんなところにゴミ捨てて!」 見ると、床に大きなゴミが落ちています。 目が合いまして、「あら?私が犯人?濡れ衣?」 と一瞬うろたえましたが、「 そんなところに捨てる人いるんですか? 困りますよね。」 とおばさまに同意して回避しました。
ところがおばさまのイライラは収まりません。かなりキツイ言葉で犯人をののしっていました(犯人は逃亡後なんですが)。 大変なお仕事です。おつかれさまです。 でも、土用だと知らなかったら、私もちょっとムっとしていたかも。 土用だと知っていると、おばさまと自分の間に一線引けますので、ムダに傷つかずに済みますし、労いの言葉をかけてあげられました。こよみに感謝です。
交通機関がスムーズに行かない
乗りたい電車に乗れなかったことで、乗り換えがうまくいかなくなり、待ち時間がとても増えてしまいました。 でも、土用対策で本を持っていたので「読書タイム」と割り切って、イライラしたり焦らずに済みました。 大事な用事がある方は、10分どころか30分や1時間早めに出た方がいいと思います。 遠方への出張なら、前日入りにするとより安心です。 ( あ、そういえば、改札機にも引っかかりました。入った時と出た時。 回数券に印字されなかったようです。 不思議。 駅の窓口もめちゃくちゃ待たされました。)
大難が小難になっているかもしれない土用
そんなわけで、イヤなことに出くわすかもしれない「土用」ですが、おかげで「大難が小難になっている」可能性もあります。乗り遅れたことで、事故にあわずに済んだかもしれないし、私たちにはわからない何らかの調整がされているのではないかと思います。
また、「イヤなことの次はイイことが起こる」ことにしておくと、いい気分です。実際、カルマを返せているからいい事が来るという説もあるくらいです。 「よっしゃ、次はいいこと来るね!」と切り替えておくとダメージを受けずに済みます。
土用を安心して過ごすには、常に「余裕の行動」を。
スケジュールを詰め詰めに入れる方は、土用中はそれはやめた方がよさそう。 たとえ自分の気持ちにゆとりがあっても、世の中全体が焦ってイライラしているからです。 何らかのしわ寄せが来る可能性が高いので、少し、いや、かなり余裕を持った方がいいでしょう。
巻き込まれたら逆手にとり、リラックスタイムにしちゃう。
土用は「滋養」の時期でもありますから、身体や心を休ませてあげましょう。 予期せぬ待ち時間が出来たら、イライラせずに喜んで(だって、あなたは待ち時間が出来てしまうことを、もう知っているから♡ )走り回らずにゆっくりお茶したリ、本を読んだりしてください。有意義に過ごせますし、カラダもよろこぶでしょう。
以上、「土用」の体験談と、過ごし方のコツをお届けしました。
土用の基本的なことは、以下のブログをご参考にどうぞ。