医師が解説するオルゴール療法「ひびきが脳を活性化させ病気を改善する」
今回も、神社参拝と同じように開運できる オルゴール療法 のお話です。 必要な方に届きますように。
「オルゴールのひびきが脳を活性化させ病気を改善する」脳神経外科医・篠浦医師
脳の覚醒下手術でトップクラスの実績を誇り、また、「人として信頼できるガンの名医100人」に選ばれた都立駒込病院 脳神経外科部長・篠浦伸禎医師の記事をご紹介いたします。 前半は少しむずかしいかもしれませんが、後半はわかりやすいお話になっております。
※ 文中の「ひびき」「波動」「振動」「周波数」「波長」は同じような意味で使われています。
日本オルゴール療法研究所「ひびき72号」より
手術で直接触れてわかった視床下部が覚醒の中枢
オルゴールのひびきによって体の不調が改善するのは、脳の視床下部に注目すると理解できます。 結論から言うと、オルゴールの波動(振動)が脳の視床下部に届き、共振することで、脳の血流がよくなり、さまざまな病気の治療に役立つことが考えられるのです。
私は患者さんに意識がある状態(覚醒下)で脳の手術を行ってきました。 その際、視床下部に触れると、患者さんの意識がパーっと下がります。 これは触ることで視床下部の波動が乱れるからです。 これはほかの脳の部位では起こりません。
脳は振動によって動いています。 そして、視床下部が「覚醒の中枢」であり、そこから発する波動が「覚醒のスイッチ」なのです。
視床下部は、自律神経やホルモンの分泌を調整しているので、視床下部の状態が自然治癒力の大小を左右しています。 しかし、年齢とともに視床下部の働きは弱くなってしまうので、病気が治らなくなったり、傷みが強くなったりするのです。 ですから、視床下部を活性化させることは、さまざまな病気の改善につながります。
では、どうすればよいかというと、オルゴールの波動(振動)が期待できるのです。
▼ クリックするとオルゴール療法の様子をご覧いただけます。
幅の狭い波長の環境(都会など)では健康を損ねてしまう
オルゴールのひびき(下図・左端の紫の部分)は、低周波から高周波まで幅が広く(たくさんの周波数があるということ)、人間の耳に聴こえる可聴域(青の部分)を超えています( 耳では聴こえていないけれど、体にはたくさん響いてますよー♪ということ)。
この波長の幅広さによって(たくさんの種類の振動が与えられることによって)、波動の中心である視床下部が共振して活性化し、血流が良くなり、体の不調が改善すると考えています。
例えば、不安感が強くなると、周波数の幅の狭い回路ができて、そこにとらわれると、視床下部の働きが弱まります。 一方で、波長の幅広いオルゴールの音が届くと、身体によくない回路を消してくれ、視床下部を元気にしてくれるのです。
初めてオルゴールを聞いた時に気分が悪くなる人がいますが、これは「よくない回路を消すため」に起こる好転反応であることが多いのです。
実は、自然の音というのも、オルゴールと同様に、幅広い波長のひびきを持っています。 海や山などの自然に触れると心が癒されるのは、音のひびきも影響しているのでしょう。
一方で、幅の狭い波長(周波数、振動の種類が少ない)の環境で生きていると、ストレスを感じやすくなり、健康を損なうという調査結果もあります。
スコットランドの工業都市・グラスゴーに暮らす人の平均寿命は50歳台と短いことが報告され、その原因は謎とされてきました。 最近、この原因の一つが「自然とのふれあいの少なさ」ということがわかってきました。 自然との触れ合いが少ない環境では、精神病の発症率が高くなるのです。
つまり、波長の狭い環境に長くいることは、病気や寿命にも影響してしまう可能性があるのです。 また、周波数の幅が広い(上図、左の紫の部分)と、生命エネルギーのチャクラに共振して活性化させることができます。 チャクラは、各臓器や感覚器官とつながっており、心身を整える研究も進んでいます。
コツは長く聴くこと。寝ている間もかけておく
オルゴール療法の効果は私自身が実感しています。
睡眠中はずっとオルゴールの「月の光」を鳴らしているのですが、よく眠れるようになり、不安感がなくなり安心感をもたらしてくれるのを実感しています。
視床下部を活性化させて、体を改善するためには、オルゴールを長時間流し続けることをお勧めします。 オルゴール療法が視床下部を活性化するということは、ストレスと関わるあらゆる病気の改善効果が期待できます。 オルゴール療法で自然治癒力がアップするため、不調が次々改善されて元気になる方もいらっしゃいます。
痛みを感じる人にもお勧めで、オルゴールの波動が痛みの回路を消してくれ、痛みが消えることがあります。 私の患者さんでも、オルゴール療法によって、髄膜腫(※1)による三叉神経痛(※2)の痛みが消えたり、脳腫瘍が小さくなったりした方がいます。
オルゴール療法が自閉症、認知症、パーキンソン病などにも役立つのではないかと考えており、今後も研究を続けていきます。
※1 脳腫瘍のなかでも最も多い良性の腫瘍
※2 顔に痛みの出る病気
本稿は「ゆほびか」2021年3月号マキノ出版、「オルゴール療法ニュース ひびき NO.72」に掲載されたものです。
1)オルゴール療法との出会い(1)脳から身体の不調を正す
2)オルゴール療法との出会い(2)え?寝て聞くだけなの!?
3)オルゴール療法:セラピーベッドの使い方(動画)
4)「CD」と「生音」の違い~デジタル音に慣れてしまった私たち~
5)オルゴール療法で「血流アップ」~指先の体温が12度以上上がる方も。
6)オルゴール療法(改善症例)
7)オルゴール療法を体験するには?
8)オルゴール療法 まとめ
9)オルゴール療法・体験会@東京レポート
10)医師が解説するオルゴール療法「ひびきが脳を活性化させ病気を改善する」
11)ストリートオルガンの強い「ひびき」で効果が大幅にアップ!
本稿は「ゆほびか」2021年3月号マキノ出版、「オルゴール療法ニュース ひびき NO.72」に掲載されたものです。