私の2年日記(両親がラブラブに)
こちらの続きです。
母が施設のお世話になったことで
父と私は睡眠時間が確保でき、体調も戻ってきました。
家事のすべてを母に任せきりにしていた父は
ここから「主夫」なりました。
私がいない週に5日間は
自分で家事をしなければいけません。
父なりに頑張っていましたが、
85歳を超えると新しことが覚えられず
なかなか大変でした。
突然、子どものように駄々をこねたり
ここに書けないようなことも含めて
突拍子もないことをして周囲を困らせました。
今思えば、高齢なのに、立て続けに不幸が続いて
パニックだったんでしょう。
それは私も同じで、泣きたい気持ちでしたが
褒めたり、なだめたり(揉めたり)で
やっと父も落ち着いてきました。
私の両親は昔から仲が悪く
私はそれを「源平の戦い」と呼んで笑っていましたが
内心はとても悲しかったことを覚えています。
父は気まぐれで、一生涯にわたって
母や家族を振りまして来ましたが
今回のことで大変反省したようです。
毎日、母の見舞いに行っては、
人目をはばからず、手や顔をさすってあげます。
あまりの密着ぶりに、私も周囲もビックリ!
人生の最後に向けて、両親が仲良くなったのは
私にとっても大変うれしい出来事でした。
嵐の8日間から2年。
いろいろな出来事がやっと落ち着いて
こうして振り返られるようになりました。
人生で一番大変な時期でしたが、
それ以前に戻りたいか?と聞かれればNO。
この2年で、色んなことを経験させてもらって
人生について、感情について、理解が進んだように思います。
これからまた、神社のことだけでなく
人生が向上する、開運につながることをご提供していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Office Tamanegi
広瀬まい