お客様の声

広瀬さんにお調べいただいた私の産土様は「亀ヶ岡八幡宮」という神社でした。１年程前に訪れた時は、誰もいなく、寂しいひっそりとした感じでした。その為、いつもそのような雰囲気の神社だと思い、１人でしんみり、じっくりと参拝するつもりでしたが、その予想はみごとにはずれました。
 
なぜかといいますと、神社に近づくにつれ、リズミカルな太鼓や笛の音が聴こえてきました。
「　もしや・・・これは神社からか？　」と思い、境内を見上げると、なんと神社で市（バザーのようなイベント）が開催されていたのです。
 
野菜やお団子やアクセサリーやいろいろな食べ物・物販が出店され、ちょっとしたステージで東南アジアっぽい音楽を演奏したり、踊っている人がいたり、たくさんの来場（参拝？）客でにぎわっていました。話を聞くと、この神社ではたまに市民市が開催されているとのことでした。「　なぜ、よりによって私がちょうど参拝する日に・・・？」という疑問とあまりの人の多さと賑やかさにしばらく呆然としてしまいました。
 
その後、しだいに冷静さを取戻し、周りをあまり意識せず、丁寧にお参りをし、ちょっとしたゴミ拾いなどをしたり、祝詞をあげたりとじっくりと境内を堪能してみました。
 
そして、神社を一回りしてみると、ほぼいつも閉まっている社務所がその日は空いていることに気づきました。普段は神主さんが不在の神社ですが、イベントが開催していた為、たまたまお世話人の方がいらしていたのです。お世話人の方に私の産土神社がこちらだということを話すと、その方は嬉しそうに、神社の歴史や、世話人になった経緯、最近の神社の様子について話してくれました。普段なら社務所が閉まっていて、お正月等の行事で年に数回しか手に入れることができないお守り、おみくじも手に入れることができ、幸運でした。
 
御朱印はない神社なので、参拝後、お世話人の方に伺った他の神社から行事の時だけ来てくださる神主さんのいらっしゃる他の神社に御朱印をもらいに行ったりしました。
 
予想外の展開でしたが、産土の大神様が「　よく来たね！　」と私を歓迎してくだったのではないかなと思っております。
 
その後、産土様やそれ以外の神社参拝のときにも産土さまのことを考えたり、いつも見守っていてくれるのだなーと思い出すと、とてもおだやかで温かい気持ちになります。感謝です。
 
自宅の鎮守神社や一宮、総社参拝時にも、起きたエピソードはいろいろありまして・・・。もともと神社巡りは好きでしたが、広瀬さんのおかげで、とても有意義な産土神社参拝ができました。どうもありがとうございます。